損益分岐点とは?

@川越の倒アラ事務所にて



今回は、「損益分岐点」について書こうと思います。


前回は、変動費について書きました。


変動費とは、生産量や売上、ビジネスの活動量によって、増減する費用のことをいいます。


たとえば、原材料や外注加工費、動力や燃料、旅費交通費、販促費などです。


生産やサービスを行えば行うほど、それに伴って生じてしまう費用のことですね。


逆に言えば、何も生産やサービスを行わなければ、費用はゼロということです。



さて、損益分岐点について触れていきます。少し難しい言葉のように感じますが、内容はとてもシンプルなものです。



要は、損失も出ない、利益も出ない、収支がゼロの状態になる売上高、分岐点のことを言います。


ですので、売上が損益分岐点を上回れば黒字、下回れば赤字ということです。


言い回しを変えれば、必要最低限の売上高となるでしょう。


その分岐点は必ず越えたいものですね。



そもそも、なぜ損益分岐点という言葉があるか、を申し上げます。


それは、どの業種でも、商品・サービスを生産する活動の中で、固定費がかかってきてしまうかと思います(※固定費が少ない業種はありますが)。


その固定費分を回収するために、売上げを上げなければ、必ず赤字になってしまいます。


なおかつ、生産活動をするなかで、変動費という費用もかかってしまいますので、売上から変動費を差っ引き、その残った利益から固定費分を回収できなければ、必ず赤字になってしまいます。



―――――――――――――――――――――

式に表すと、


売上高  -  変動費  =  限界利益


(※限界利益は、難しい専門用語なので覚えなくて良いです。)

(限界利益は、固定費と利益を合わせたもの。)


限界利益  -  固定費  = 営業利益


といった感じです。



ですので、事業活動をするうえで、うちの会社の損益分岐点はいくらなのか?ということを自社で把握しておくことは、非常に重要なことです。



たとえば、1つ100円の消しゴムを販売する場合の損益分岐点を想像してみましょう。


消しゴム1つの原価が50円だったとします。


それに送料や梱包代、販促費が10円だったとします。


すると、消しゴム1つ当たりの変動費は60円になります。


そこに、家賃や人件費、保険料などの固定費が毎月8万円かかっていたとすると、毎月何個の消しゴムを売上げないと赤字になってしまうのでしょうか。



…答えは、2,000個です。



―――――――――――――――――――――

前回の式に表すと、


1個当りの売上高100円 - 1個当りの変動費60円 = 限界利益40円


固定費80,000円 ÷ 限界利益40円 = 売上2,000個必要

―――――――――――――――――――――


上記の他に、変動費率を使った損益分岐点売上高のちゃんとした公式があります。

1回の閲覧0件のコメント